奈良ブロックにおける公開ミサの中止について

奈良ブロックにおける公開ミサの中止について、信徒のみなさまへ

+主の平和
このたび、奈良県における新型コロナウイルス感染拡大に伴い、京都教区の方針に従って奈良ブロックにおける公開ミサを中止することになりました。およそ一か月の間、暫定的に公開ミサを行ってまいりましたが、参加者のみなさんの安全を最優先しての決定です。ほんとうに残念ではありますが、どうぞご理解ください。
緊急事態宣言も出されていない状況で、公開ミサの中止は早急と思われるかもしれませんが、社会においては経済を動かしながら感染防止対策を進めることも必要です。しかし、教会は「いのちを守る」ことを優先する価値観を大切にしています。新型コロナウイルスについて、まだまだ未知の部分が多い現状にあっては、感染のリスクを避けるために、集まること、聖体を配ることを伴うミサの実施を制限せざるを得ません。いのちを守るために、ご理解とご協力をお願いする次第です。
今後、新型コロナウイルスについて、感染のメカニズムなど、いろいろなことが解明されていくことと思います。ワクチンや治療薬の開発も進められています。新規感染者が減少し、安全にミサを行なうことができるようになった際には、公開ミサを再開いたしますので、祈りのうちにお待ちください。
司祭は常にブロックのみなさんのことを思い、ミサを捧げています。みなさんの心と体の健康を心よりお祈り申し上げます。

2020年7月13日
奈良ブロックモデラトール 柳本昭
司牧チーム一同